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2020年12月18日 00時03分0
蒼
文学とSMとエロス最近、文学の話をしていなかったので。私の中で文学とSMとエロスが密接に関係しているの。所謂、性癖というものね。どれひとつを失っても私が欠ける。文学からSMを感じ、またエロスを感じる。今日は最近読み返した中で感慨深かった、ザッヘル・マゾッホ作『毛皮を着たヴィーナス』について触れましょう。でも貴方達に読んで欲しいから、私の好きな部分だけに焦点をを当てます。主人と奴隷が契約書を交わすシーンがあるのだけれど、第1の書類には要約すると、「婚約の破棄、愛人としてのあらゆる権利の破棄。その代わりに奴隷となる。期限は主人が自由を言い渡すまで。」第2の書類は、「数年来人生とその幻滅に飽みはてて、私はわが価値なき生に自由意志により終止符を打った。」つまりは人としての遺書。奴隷への転生。なんて崇高な関係。奴隷契約書と遺書。2枚を私に託して、人として死すマゾが私の前にも現れないかしら。人としてではなく奴隷としての生を授けたい。また文学のときめきが高まったら記すわね。是非、貴方の好きな作品も教えて頂戴。それになぞらえたプレイをするのも面白いかもね。蒼
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