裕子のブログ

これから私は、半年ほど結婚を前提に付き合っていた男Kと会う。
別れるに至った理由は性癖の不一致。
性生活がうまくいかないパートナーとなんてやっていけないわ。

よりを戻すつもりなんてなかったけれど、あまりにもしつこいし、私の希望を叶えられるなら考えてあげてもいいと伝え、ホテルに来た。

まあ、どうせ無理だろうけど。
付き合っていた時でさえ、ささいな要求にも応えられず、歩み寄ろうともしなかったもの。

私みたいな良い女を逃したようなセンスのない男。
結局何も変わってなくて、根性もないに決まってるわ。

まずシャワーを浴びるようにKに伝えると、困惑しながら向かった。
私はその間にボンテージに着替える。

Kは話し合いをするつもりみたいだったようだけれど、そんなことでわざわざホテルに来るわけないじゃない。

シャワーから出たKは、ボンテージ姿の私をみてやや驚きながらも隣に座る。
よりを戻したいと、頑張るからと訴えるK。

つまらないわね。
もう言葉だけじゃ信じられないわ。
行動で示してちょうだい。

まずは足への奉仕よ。
足にキスして。

そんなことはできないと驚くK。
やっぱり。
じゃあもう用はないわ。
帰るわね。

慌てるK。
足元に跪き、恐る恐る足を持ち上げる。
そうして、足の甲にキスをするK。

…そう、私はそれだけでよかったの。
あなたの愛情がそれだけで伝わったの。

でも、もう遅いわ。
以前ならそれだけでよかった。
今はそれだけでは愛情が足りない。
キスだけじゃ伝わらないのよ。

私の足をしっかりと舐めて。
そうやって私への愛情を示して。

やらないの？
なら帰るけど。

再び慌てて足を舐め始めるK。
最初からやれば良いのに。
そういうところがダメなのよね。

でもまあ、頑張ろうとする姿勢はあるようね。あの頃とは少し変わったのかしら。
まあ、期待しても仕方ないわね。

次は、鞭。
付き合ってた時に私はバラ鞭を使いたかったの。
大きな音はするけれど、そこまで痛くないバラ鞭で、優しく叩いて私の愛情を一緒に感じて欲しかったの。
でもしなかったわね。
私の愛を受け止めてくれなかったのよ。
そんなつもりがなかったなんて言わせないわ。

今日は優しく始めるけれど、よりを戻したいなら限界まで、私が満たされるまで、付き合ってもらうわよ。

ほらお尻を向けて。
そう、ここに、当たるからね。
ふふ、楽しみね。

ほら！もっと頑張れるでしょう。
ふふ、赤くなってきたわよ。

少しずつ強めていくからね。
ほらもっと！
私と一緒にいたいのでしょう！

…
…やればできるじゃないの。

良い子ね。


それじゃあ次は聖水ね。

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元結婚相手候補は便器枠【後編】【黄金モザイク画像注意】
に続く


裕子