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蒼の日記
2021年08月24日 03時10分4SMにおける悲劇名詞と喜劇名詞
『人間失格』
葉蔵と堀木が悲劇名詞と喜劇名詞を当てっこする遊戯を行うシーン。
"汽船と汽車は悲劇名詞、市電とバスは喜劇名詞"という区分けをしている。
ではSMにおける悲劇名詞と喜劇名詞はどのような区分けがされるだろうか。
(女王様にとっては全てが喜劇名詞となってしまうのが難点)
とりあえず思いついたのを書き起こしてみる。
『悲劇名詞』
折檻、拷問、牢獄、磔、拘束、一本鞭、口枷、麻縄、手錠、シリンジ、ケイン、強姦、処女喪失、晒し、見せしめ、視姦、凌辱、首絞め、家畜、罵倒、叱責…
『喜劇名詞』
浣腸、ボールギャグ、アナルパール、羞恥、お散歩、三角木馬、くすぐり、射精管理、舐め犬、マゾ豚、アヘ顔、金蹴り、ザーメン、飼育、泣き顔、変態、電気あんま、CBT、ちんぐり返し…
書き起こしてみて思ったのが、区分け出来ない単語があまりにも多い。
一本鞭は悲劇名詞だと思うけど、バラ鞭は?乗馬鞭は?
乗馬鞭はお馬さんごっこっぽいから喜劇かな。
そして私の感性として、男の弱点である陰茎や睾丸付近の責めはどうやら喜劇名詞らしい。
弱点をぶら下げているという間抜けさはどう考えても喜劇でしょ。
金蹴りは最たる例。
フェイントでビビったり、痛みに悶えたり、ぴょこぴょこ飛び跳ねる様子の男を見れるなんて、どんなコメディよりも面白い。笑える。
くだらないことを真剣に考えるのが面白いのよね。
私は好事家だから。
こういう、私の思考を書き記すエッセイみたいなのが好きって言ってくれる方が一定数いるので嬉しい。
シノニムとアントについても今度考察しようかな。
蒼