新宿SMクラブSpanky｜女王様のブログ

人が100人いれば100通り、それぞれに自分の中の普通があるので、"普通"という言葉ほどナンセンスなものはありません。

けれど両者間の相互理解という意味での「普通はこうだよね」という、"普通"は構築されるかもしれません。

先日のプレイでの出来事。

「蒼様、今日はこれを使ってみたいと思うのです。」

そう言ってマゾが見せたのはTE○GA、いわゆるオナホ。

強制搾精というシチュエーションを試したかったのだそう。

いざやってみると強烈な違和感に襲われる私、それはどうもM男君側もそうだったようで。

TE○GAで陰部を刺激して気持ち良くなる、オナホの使用用途として至極真っ当であるにも関わらず。

なぜかと言うとこのM男君との間では「陰部は無くてもSMは成り立つ・陰部への快楽的な責めは自身のSMの概念から逸脱している」という共通認識が構築されていたから。

共通認識となっている『私のハイヒールとSEX』『フローリングの床とSEX』にしてみると、見事に違和感は払拭出来ました。

オナホで違和感を覚え、ハイヒールで陰部を踏みつけることに自然さを覚える。

何が言いたいかと言うと、"普通"は大衆に向けた言葉ではないということ。普通とは決めつけられたものではないこと。

たまに「僕は普通じゃないんでこういう性癖なんです」という相談を受けることがあって、そんな時に"普通"なんて概念は人を悩ませるのだろうと私は憂います。

なのでそんなことに悩まず、私と君の"普通"を作りましょう。

そんなことを気づかせてくれた○○ちゃんありがとう、また私と君の間の普通を作りましょうね。

※写真の衣装はお客様お持ち込みです。

蒼